「再見伝統」―暮らしの中で今も生きている『切り紙』の文化を訪ねて―
8月22日、29日に丸の内カフェで行われたワークショップの様子です。
いつものもんきりを切るワークショップとちがい、
世界の切り紙や中国や日本の農村で今も切られ、
実用されている切り紙がテーマでした。
まずは自己紹介。
切り紙への思いをそれぞれ綴ってもらい、「イメージクラウド」と名付けて
壁に貼付けて集合させてみました。
みんなの考えていることが手に取るようにわかって面白い。
同じ考えを素早く共有できる便利な方法でした。
第一回でお話した各国の切り紙のなかから、
とくに人気のあったものを切ろうということで
メキシコの「死者の日」などのお祭りに切られる切り紙
「パペルピカド」になりました。
本来はパペルチーナという薄い紙に切られるのですが、
代用として「ニューカラペ」という日本の紙を使用。
カラフルな色合いも似合っていて、切り心地もよく素敵な作品ができました。
これは、参加者さんがお花をプレゼントするためのメッセージカードを、
このワークショップで作ろうと決めてきたそうで、
途中でお花を受け取ってきて、
結び蝶を切り、表には切った枠の方を、中には切った蝶を貼っていました。
中国の切り紙がはさみで切られていることを知った参加者のみなさんから、
カッターではなくはさみで切りたい!という声が続出。
はさみだと曲線がきれいに切りやすいですね。
切ったくずも散らしてみると奇麗!これも新しい発見でした。
いつもと少し違う切り紙の表情はどうでしたか?
ご参加くださった皆さん、どうもありがとうございました!(くろつぐみ)
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