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2010年3月29日 (月)

こどもたちが刺した「背守り」

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3月にお目見えした「背守り練習帖」、お楽しみ頂いているでしょうか。
今までの「もんきりがた」と似ているようで、手仕事としてもっと人々の暮らしの根っこに寄り添っていた
「かたち」の息づかいをみなさんにも感じて頂けたらと思います。


さて、今回は大田区久が原でこどもの美術教室を開いている後藤奈美さんが、
「背守り練習帖」を使ってこどもたちに指導してくださったようすをご紹介します。

『「背守り」刺繍練習帳(「せまもり」ししゅうれんしゅうちょう)
背守りとは、みんなのおばあちゃんや、ひいおばあちゃんがこどもだったころ
こどものせなかにぬいつけたししゅうやかざりのことです。
そこには、こどもがじょうぶに育つようにと、ひと針ひと針ねがいがこもっています。
むかしは、こどもが今ほどじょうぶに育たなかったからです。
背中からまものが入り込むと信じられ、それをふせぐために背にお守りをぬいつけたのです。
ししゅうのれんしゅうをしながら、むかしのおかあさんたちの祈りを感じましょう。
そして、みんながどれほどたいせつなそんざいなのかを考えましょう。(後藤さん)』


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自分を守ってくれますようにと、背守りをひと針ひと針ていねいに刺している姿が目に浮かぶようです。
実際に刺してみることで、昔からお母さんたちが手仕事を通してこめてきた愛情が
こどもたちにもしっかり伝わったのではないでしょうか。
背守りが自分の存在の大切さを感じられるきっかけになってくれたら
とても嬉しいことだと思います。(くろつぐみ)

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